【傷害致死】福島県いわき市 60歳母親に暴行加えて死なせる 27歳息子逮捕

7日午前９時頃、６０歳の母親の顔を殴るなどの暴行を加えケガをさせた疑い。

正午ごろ、消防に、「息子が母親を殴って意識がない」と通報があり、救急隊が駆けつけたところ、母親は自宅で意識不明の状態になっていて、病院に搬送されましたが、午後２時ごろ死亡が確認されました。
母親に殴られたようなけががあったことや、目撃者の証言などから、警察は、同居していた佐川容疑者に同行を求め、午後６時過ぎに警察署で逮捕しました。
警察は、佐川容疑者が容疑を認めているかどうか、明らかにしていません。

同居する家族が意識をなくした母親を発見し、消防に通報をしていて、男はケガをした母親を約３時間ほど放置していたとみられている。
調べに対し男はおおむね容疑を認めているが、逮捕後　体調を崩したことから現在は病院に入院している。
警察では、母親の死亡と暴行の因果関係を調べるとともに、男の体調の回復を待って捜査を進める方針。

今月７日、いわき市の６０歳の母親が同居する２７歳の息子に暴力を受けたあと死亡した事件で、警察は傷害の疑いで逮捕してから体調不良のためいったん釈放していた息子を、傷害致死の疑いで改めて逮捕しました。
逮捕されたのは、いわき市小名浜の会社員佐川卓也容疑者（２７）です。

佐川容疑者はいわき市内で同居していた母親の玲子さん（６０）の顔を殴ったり腹部を蹴ったりして死亡させたとして、傷害致死の疑いが持たれています。
警察は、事件直後に傷害の疑いで逮捕した後、体調不良を理由に処分保留のまま釈放していましたが、司法解剖の結果、死因は腹部の臓器を損傷したことによる出血性ショックとわかり、佐川容疑者の体調も回復したため、容疑を傷害致死に切り替えて改めて逮捕しました。
佐川容疑者は以前にも複数回母親に暴力をふるっていたということで、警察の調べに対し「母親に暴行を加えたことは間違いありません」と供述し、容疑を認めているということです。