【介護,無理心中】兵庫県姫路市 10,50,70代の3世代親子ら3人の遺体見つかる...室内に遺書

１日午後７時ごろ、姫路市田寺の交番にケアマネージャーの男性から「担当する７０代の女性と、デイサービスの時間になっても連絡が取れないため安否確認をしてほしい」と届け出がありました。
住宅の玄関には鍵がかかっていたため、警察と消防が窓ガラスを割って室内に入ると、１階の台所で７０代の女性が倒れて死亡しているのが見つかりました。
さらに２階の部屋では、５０代の男性と１０代の女性が死亡しているのが見つかりました。

３人の首にはいずれも荷造りなどに使うロープのようなものが巻かれた状態で、ほかに目立った外傷はなく、室内に荒らされた形跡や争ったあとなどはないということです。

死亡したのはこの家に住む女性（７９）と息子の自営業の男性（５２）、孫の中学３年の女子生徒（１５）の３人と確認した。

３人は１日午後８時４５分ごろに見つかった。この民家は３人暮らし。

　３人はいずれも部屋着姿で、女性は１階の台所、残る２人は２階の寝室でそれぞれあおむけで倒れていた。

室内からは遺書のような内容が書かれたメモ１枚が見つかった。
　近くに住む女性によると、母親は認知症を患っていたとみられ、最近は見掛けることも少なかったという。女性は「男性も持病で入退院を繰り返しながら介護をしていた。３人とも顔を知っているだけににショックで、信じられない」と悲痛な表情を見せた。