【介護,無理心中】山形県南陽市 82歳夫は首つり、78歳妻は窒息死...介護苦に心中か

室内に争った形跡はなく第三者の関与の可能性は低いとしており、心中した可能性もあるとみて調べている。
　県警によると、夫婦は、木造平屋住宅で２人暮らし。近所の住民から「数日分新聞が取り込まれていない」と連絡を受けた民生委員が安否確認に訪れ、１カ所だけ鍵が開いていた窓から室内に入った。

警察によると、幸二郎さんは首をつった状態で。喜久江さんは仰向けになって横たわっていたという。

（近所の男性）
「（幸二郎さんは）穏やかで非常に優しい人だった。奥さんは具合悪くて、奥さんを医者に連れていく以外はほとんど家に奥さんと一緒にいたんじゃないか」
（近所の女性）
「（最後に見たのは）1週間くらい前。普通に仲良さそうだった。旦那さんが（喜久江さんの）面倒をよくみているなと思って」

南陽署は１日、司法解剖の結果、幸二郎さんの死因は首をつったことによる縊死（いし）、喜久江さんは頸部（けいぶ）圧迫による窒息死と分かったと発表した。

近所の人によりますと、喜久江さんは病気がちで、幸二郎さんが病院への送り迎えをしていたということです。