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【殺人事件】宮崎県日南市同居する兄を刃物で刺し殺害無職の50歳弟逮捕...兄弟間のトラブルか
【判決】兄殺害の罪弟に懲役3年の判決

日付	〇2019/5/22

　2019年5月22日朝早く、宮崎県日南市南郷町で同居する無職の兄(52歳)を刃物で刺し殺害したとして、弟の日南市南郷町潟上の無職、平原康夫容疑者(50歳)が殺人未遂の疑いで逮捕された。その後、兄は死亡し警察では殺人事件として捜査している。
　22日午前４時ごろ平原容疑者の母親から「次男が長男を包丁で刺した」と119番通報があった。その後、平原容疑者は兄の良和さんの背中付近を刃物で刺した殺人未遂の疑いで駆け付けた警察官に現行犯逮捕された。
　平原容疑者は容疑を認めています。兄の良和さんは約1時間後に日南市内の病院で死亡が確認され、警察では容疑を殺人に切り替えて捜査している。平原容疑者は両親と兄と4人暮らしで警察では兄弟の間になんらかのトラブルがあったとみて動機などを調べている。

【判決】2020/11/5

これまでの裁判員裁判で検察側が懲役７年を求めたのに対し、弁護側は「精神疾患の強い影響によって起きたもので、重い責任を負わせるのは適切ではない」と主張し、執行猶予を求めていました。
５日の判決で宮崎地方裁判所の福島恵子裁判長は、「精神傷害によるうつ状態だったことが大きく影響しており、刑事責任を軽くする方向で考慮すべきである」とする一方、「以前から嫌っていた兄がいなくなればいいと考え、殺意を持って背後からいきなり包丁で突き刺して殺害した。その行為は危険で悪質であり、動機も身勝手というほかない」と指摘しました。
そのうええで「検察官の求刑は重すぎる一方、執行猶予が相当といえるほど責任が軽いとはいえず、実刑はやむをえない」として懲役３年の判決を言い渡しました。

出典：NHK NEWS WEB

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