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夫が妻の殺害認める供述 「母と手作業で穴掘り埋めた」 36歳銀行員と母親を死体遺棄容疑で逮捕
【判決】夫に懲役15年 義母に求刑超える懲役7年判決 柏市30歳妻殺害遺棄
【控訴審】妻殺害、2審も懲役15年 夫の母親は減刑

日付〇2018/7/18
☆2018/3/4
 2018年3月、千葉県柏市の銀行員の男(36)と茨城取手市の会社役員の母親(63)が共謀の上、男の妻(30)とみられる遺体を茨城県内の実家敷地内に埋めた死体遺棄容疑で、7月18日、千葉県警が2人を逮捕した。
 男は妻の殺害を認めたうえで、「母親と2人で、ほかの家族がいない時間を見計らい、手作業で穴を掘って遺体を埋めた」と説明している。 また、夫は犯行に至った背景について、「子育てをめぐりトラブルが多かった」「夫婦間の不満がたまり妻の首を絞めて殺害した」「生活上のトラブルでうっぷんがたまっていた」などと話している。
 男は3月に「車で出かけた際、妻と口論となり、我孫子市内で車を降りた後、帰ってこない」と話し、警察に行方不明届を提出。SNS上でも妻の目撃情報を呼び掛ける画像を公開していた。男が「妻と口論になった」と話していた場所付近の防犯カメラに男の姿がないことなどから、警察が任意で事情聴取したところ、妻の遺体を実家に埋めたことを認めた。
 妻の父親によると、孫を預かることが多く、夫婦は子育てに悩んでいる様子だったという。

(続報)
 弁護側が主張していることは「なぜ殺害したか」。妻の麻衣子さんは強迫性障害と診断され、極度の潔癖症だった。その麻衣子さんから課せられたルールを守らないと暴力を受ける、それが殺害の動機の1つであると主張している。
<麻衣子さんの“潔癖ルール”について>
・わりばしで電気をつける
・ゴミ箱、トイレ、ドアノブを触る際はポリ手袋を使用
・ビジネスバッグを触ってから食器棚に触れた際、食器棚を30分以上拭かされ、会社に遅刻
100枚入りのポリ手袋を1週間に3箱から5箱使わなければいけないくらいの量だった。麻衣子さんは、育児に対してノイローゼのような症状を抱えており、その麻衣子さんから長女を守るために鷹仁被告は殺害を決意したというのが、検察側・弁護側双方が主張している動機。麻衣子さんは長女に対してどのようなことをしていたのか、その内容も衝撃的なものだった。
<麻衣子さんの育児について>
・授乳中、娘を胸に押し付け「なぜ飲まない」と怒鳴る
・仕事中に妻から電話があり「娘を見るのが嫌だ、すぐ帰ってこなかったら娘がどうなるか分からない」と言われた

 寝かしつけている時、ポンポンと背中を叩いているうちに、叩く手が強くなり「叩き殺しそうになった」と麻衣子さんから言われたこともあった。娘にこれ以上危害が加えられないように、そういった思いが鷹仁被告の中にあったんだという話が、弁護側のやり取りの中で出てきた。
 鷹仁被告は一度離婚の話を切り出したが、麻衣子さんが娘を連れてマンションの屋上から飛び降り自殺しそうになったことがあり、その後は離婚を切り出すのはやめようと決意した。さらに、離婚したとしても親権が取れず、麻衣子さんの元に子供が引き取られてしまうと思い、離婚する事ができないならどうすればいいんだと悩み、殺害に至ったと。そういった情状面に訴えるような話が出てきた。

【判決】2019/6/12
 2殺人罪などに問われた夫で元銀行員の弥谷鷹仁(やたにたかひと)被告(37歳)と、殺人幇助と死体遺棄の罪に問われた義母の恵美被告(64歳)の判決公判が2019年6月12日、千葉地裁で開かれた。裁判長は鷹仁被告に懲役15年(求刑懲役17年)、恵美被告に懲役7年(求刑懲役6年)を言い渡した。
 恵美被告の弁護人は、「息子が殺人を犯すとは思っていなかった」と殺人幇助罪について無罪を主張していたが、判決では「鷹仁被告の犯行を止められる唯一の存在だったにもかかわらず、積極的に手助けをした。幇助犯として最大限の非難に値し、正犯の半分程度の刑が相当」として、求刑を超える判決を言い渡した。
 鷹仁被告についても「用意周到に殺害計画に及び、強固な殺意があった」と非難した。
 判決によると、鷹仁被告は2018年3月4日、麻衣子さんに睡眠導入剤入りのカレーを食べさせた上で首を絞めて殺害し、取手市の恵美被告の自宅の庭にあらかじめ恵美被告と掘った穴に麻衣子さんの遺体を埋めた。

【控訴審】2019/12/10
 千葉県柏市で昨年3月、妻を殺害し茨城県取手市の実家敷地内に埋めたとして、殺人と死体遺棄罪に問われた元銀行員、弥谷鷹仁被告(38)と、殺人ほう助と死体遺棄の罪に問われた母親、恵美被告(65)の控訴審判決が10日、東京高裁であった。平木正洋裁判長は、鷹仁被告に1審千葉地裁の裁判員裁判判決に続いて懲役15年を言い渡した。恵美被告は懲役7年から懲役6年に減刑した。
 高裁判決は、鷹仁被告に関し、強迫性障害だった妻の麻衣子さん=当時(30)=から日常的に暴行を受け、ストレスを抱えていたと認める一方、「他の手段を真剣に検討せずに殺害を決め、周到な計画で実行した」と指摘した。
 恵美被告については、地裁判決は麻衣子さんに悪感情を持ち「殺害の個人的動機があった」としたが、高裁判決は「母親として、鷹仁被告の依頼に応えたい気持ちでほう助した」と判断した。
出典:産経ニュース
現代の親族間事件の闇を描く!!
累計150万部突破!ノンフィクション漫画『「子供を殺してください」という親たち』
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産経ニュース @Sankei_news 2019/06/12 12:41
【柏女性殺害】 義母に求刑超える懲役7年判決 夫は懲役15年 https://t.co/XNK7tpjvqO  →千葉地裁裁判長「幇助犯として最大限の非難に値し、正犯の半分程度の刑が相当」
おとみ@紫外線被曝中 @otomi_emishi 2019/06/12 14:22
千葉・柏女性殺害 義母に求刑超える懲役7年判決 夫は懲役15年 https://t.co/2uZ7dKatTa @Sankei_news どこのサスペンスドラマという内容だったよな。
Gnews @Gnews__ 2018/08/07 04:19
絞殺2日前「穴掘った」 妻殺害容疑、夫と義母を再逮捕へ 千葉県警 https://t.co/UuiN2s3gTI 茨城県取手市の民家敷地内に女性の遺体が埋められていた事件で、千葉県警は、死体遺棄容疑で逮捕した夫の元銀行員、弥谷(やたに)鷹仁容疑者(36)=同県柏市南柏中央=と、鷹仁容疑者の母親のIT関連…
j-page @jpage27081855 2019/05/22 18:25
@Sankei_news >鷹仁被告についても、「麻衣子さんは暴力をふるったり、1歳の長女にも危害を加えたりしており、麻衣子さんを殺害するしかないと考えた」と述べ、情状酌量を求めた。 死人に口なしだな。 この犯人が一切の長女を虐待していたというほうがしっくりくる。 殺害された妻の周りの人に聞いたほうがわかる
りとやん@自分に正直たまに毒吐きます😈 @ritoyan_oneplus 2019/05/22 14:29
エリート銀行員と母の妻殺害遺棄事件 マザコンって怖いなと... うちのオットは、子供の時のトラウマやらで酷いぐらい義母に興味ないからある意味良かったのか?🤔
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  • 投稿者: 匿名     返信 問題を報告

    親子で人殺して、これだけの演技するってヤバすぎでしょ。

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  • 投稿者: 匿名     返信 問題を報告

    子供の犯罪を親が手伝うとか、ヤバイな。隠蔽工作の手の混みようといい、重罪ですな。

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  • 投稿者: 「母親に感謝してる」という男は危険     返信 問題を報告

    この男は間違いなく押川先生が言うところの、「母親に感謝してる」という男、で間違いないっすね。
    中途半端なエリート風マザコン男と息子溺愛バカ母親がタッグを組むと、人を殺して隠ぺいまでしてしまう。

    「母親に感謝してる」という男は危険。精神障害者と向き合う押川剛インタビュー
    http://spotlight-media.jp/article/243549377451097454

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    • 投稿者: 匿名     返信 問題を報告

      隠蔽隠蔽だね。
      よく向こうの親御さんに顔向け出来たな、、
      一緒に妻探すビラ配りとかしてたっていうから凄いよね。

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