【傷害致死,死体遺棄,死体損壊】宮城県仙台市 55歳母親遺体を公園で焼く 専門学生の21歳息子逮捕...父親に連れられ自首「車で運んで燃やした」
(続報)死体損壊容疑の学生 母親死亡への関わり認める供述
(続報2)逮捕の息子 母親の預金口座から数百万円引き出す

「母親が自宅で死亡しており、車で運んで燃やした」と供述している。

　逮捕容疑は１６日午後１０時ごろから１７日午前４時ごろ、宮城県名取市内で遺体を燃やしたとしている。

村上容疑者は１７日午後、同署に自首。供述に基づき、激しく焼けた遺体が見つかった。

「自宅で亡くなっている母親を見て、このままではいけないと思い燃やした」などと供述している

県外に住む父親が「出勤してこない」と母親の勤務先から連絡を受け、村上容疑者とともに警察に相談に行き、事件が発覚した

焼いた遺体を自宅に持ち帰っていたことが、新たに分かりました。

警察は遺体の死因は焼死ではなく、他の原因ですでに死亡していた可能性が高いとみて、死亡した経緯について、調べを進めています。

遺体を燃やしたのは名取市内の公園のカマドとみられることが分かりました。遺体は骨に近い状態になっていて、油のようなものを使い、長時間にわたって焼かれた可能性があるということです。

母親とみられる遺体を燃やしたとして仙台市の専門学校生の男が逮捕された事件で、男が母親の死亡に関わっていることを認める供述をしていることが新たに分かりました。

傷害致死の疑いで逮捕された太白区中田町の無職、村上陽都容疑者（21）は、7月16日、自宅で母親の村上淑さん（当時55歳）を暴行し、死亡させた疑いが持たれています。これまでに2人の間には、金銭トラブルがあったことが分かっていますが、新たに村上容疑者が、事件の前日までに淑さんの預金口座から複数回にわたり、合わせて400万円から500万円の現金を引き出していたことが分かりました。現金のほとんどは、ゲームの課金に使っていたとみられ、淑さんは第三者に村上容疑者のお金の使い方について悩んでいると相談をしていたということです。村上容疑者は、7月16日から翌日にかけ、淑さんの遺体を名取市内の公園で燃やし、一部を太白区内のごみ集積所に捨てたとして、死体損壊と遺棄の罪で起訴されています。