【無理心中】北海道函館市 車中に77歳母親と49歳長男の遺体 近くで首を吊った47歳長女が心中図ったか...遺書のようなものも

　26日午前、北海道函館市の郊外に止めてあった車の中と、その近くで見つかった男女３人の遺体は、市内に住んでいた親子であったことがわかりました。
　25日午前10時すぎ、函館市鱒川町（ますかわちょう）の私有地で、「前の日から車が止まっている」と近くの住人から警察に通報がありました。
　警察が調べたところ、軽乗用車の中と、近くの斜面で３人の遺体が見つかりました。

３人は市内で同居していた親子で、軽乗用車の後部座席で見つかったのが70代の母親、助手席で見つかったのが40代の息子でした。
　２人とも座った状態で、首には絞められ痕とみられる傷がありました。
　50～60メートル離れた斜面でみつかったのは、40代の娘で、すぐそばの木には、ひも状のものがかかっていたことから首を吊ったとみられています。
　司法解剖の結果、３人の死因はいずれも窒息死でした。
　警察は、娘が書いたと思われる遺書のようなものが複数見つかっていて、第３者の関与もないとみられることから、心中の可能性が高いと見て調べています。