【嬰児殺害】佐賀県武雄市 赤ちゃんをトイレで出産し遺棄 23歳母親逮捕「便器の中に産み落とした」
【判決】トイレに赤ちゃん遺棄 殺人容疑については不起訴

　逮捕容疑は昨年１２月中旬ごろ、自宅で出産した女児を何らかの方法で殺害した疑い。集合住宅の自宅のくみ取り式トイレに産み落としたという。
　同署によると、女は両親らと７人暮らし。今年１月６日、くみ取り業者が作業中に便槽内で女児の遺体を発見し、通報した。司法解剖の結果、出産後、女児は数分で死亡したことが分かったが、死因は不明。家族は妊娠に気づいていなかったと話しており、女も病院を受診していなかったという。

赤ちゃんはへその緒や胎盤がついたままの状態で、警察の調べに対して、女は「赤ちゃんを便器の中に産み落とした」などと供述しているということです。

女の子の頭には内出血がありましたが、詳しい死因はわかっていません。

殺人の疑いで逮捕された２３歳の母親が、殺人容疑について２５日付けで不起訴処分となりました。
理由について佐賀地検は「起訴するに足る証拠がなかった」としています。

女の子の遺体を放置した死体遺棄の罪については今年１月、佐賀地検に起訴されています。