【殺人】宮崎市佐土原町 54歳妻を刃物で刺し殺害 62歳夫逮捕
【判決】【控訴審】妻を殺害した殺人の罪で一審で実刑判決 福岡高裁宮崎支部 一審判決を支持し控訴棄却

同署は容疑を殺人に切り替えて調べる。
　逮捕容疑は、自宅でみゆきさんの腹部などを刃物で刺し殺害しようとした疑い。

斉藤容疑者は27日未明、「けんかをして刃物で女房を刺した」と110番。駆け付けた署員が、台所で血を流しうずくまっているみゆきさんを発見した。
　容疑者はみゆきさんと母の3人暮らし。みゆきさんは昨年9月までに5回、署に夫婦げんかについて相談していた。

2021年6月、自宅で妻を殺害した罪に問われている男の裁判員裁判です。
宮崎地裁は2日、男に懲役12年の実刑判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、宮崎市佐土原町の会社役員・齊藤弘被告63歳です。
起訴状などによりますと、齊藤被告は去年6月宮崎市佐土原町の自宅で、同居する妻のみゆきさん（当時54歳）の胸などを脇差で刺して殺害したとして、殺人の罪に問われています。
2日の判決公判で、宮崎地裁の船戸宏之裁判長は「傷の深さが28センチにまで達し、相当な力で突き刺したことが推認される」などと被告人に殺意があったと指摘。「生命を奪ったことへの強い非難は免れない」とし、懲役12年の実刑判決を言い渡しました。

妻を殺害した殺人の罪で実刑判決を受けた男の裁判です。福岡高裁宮崎支部は一審の判決を支持し控訴を棄却しました。
判決を受けたのは宮崎市佐土原町の会社員・齊藤弘被告63歳です。齊藤被告は去年6月同居する妻、当時54歳の胸などを脇差で刺して殺害した殺人の罪に問われています。齊藤被告は1審で懲役12年の実刑判決を受けましたが「判決の量刑は重すぎて不当である」として控訴していました。
17日の判決で福岡高裁宮崎支部は「被害者の生命を奪ったことへの強い非難は免れず原判決の量刑を変更するには至らない」として控訴を棄却しました。弁護側は上告について齊藤被告と協議し検討するとしています。