【殺人未遂】大阪市淀川区 70歳娘を包丁で刺す 92歳父親逮捕、生活相談で娘宅を訪問しトラブルか

「殺そうとはしていない」と殺意を否認している。娘は顔や首にけがをしたが、命に別条はない。
　逮捕容疑は同日午前４時２５分ごろ、大阪市淀川区三津屋北のマンション一室で、この部屋に住む娘の満子さん（７０）の首などを刃体約１３センチのパン切り包丁で刺し、殺害しようとしたとしている。
　同署によると、坂本容疑者は数日前から満子さん方に滞在。今後の生活について話し合う中で、トラブルになったとみられる。

　マンションには娘がその子供（46）と2人暮らしをしていたが、坂本容疑者が今後の生活について相談するため訪れていた。3人は元々、栃木県内で一緒に暮らしていたという。署は家族間トラブルとみて調べている。
　逮捕容疑は13日未明、娘の首などを刃体約13センチのパン切り包丁で複数回刺した疑い。

【記者リポート】
「悲鳴を聞いて家族が駆け付けた時、92歳の男が包丁を持っていたため、家族が包丁を取り上げたということです」
警察は、現場にいた坂本誠容疑者（92）が「刺したことは間違いない」と認めたため、殺人未遂の現行犯で逮捕しました。