【死体遺棄】愛知県岡崎市 84歳夫の遺体を放置 56歳妻と29歳長男、32歳長女逮捕「年金が欲しかった」

19日、愛知県岡崎市の住宅で、この家に住む84歳の男性の遺体が見つかった事件で、警察は、同居する妻ら家族3人を死体遺棄の疑いで逮捕しました。

3人は、今年１月ごろ、美智子容疑者の夫で同居する昌啓さん(84)が死亡したにもかかわらず、遺体を自宅に放置した死体遺棄の疑いが持たれています。全員容疑を認めていて、美智子容疑者と亮則容疑者は、調べに対し、「年金が欲しかった」と話しているということです。

昌啓さんの次女の夫が「昌啓さんに会いに行ったが、家族にしか会えなかった」と警察に通報したことで事件が発覚していて、遺体は、1階の布団の上で見つかり、腐敗が進んでいました。警察は、3人が年金を不正に受給するために遺体を放置したとみて調べています。