【殺人】愛知県名古屋市 62歳妻の首を絞め殺害 61歳夫逮捕「1人残すのは不憫」

同居の夫の行方が分からなくなっていたが、２８日早朝、愛知県警の捜査員が同県小牧市内のホテルの客室で発見。妻殺害を認めたため、殺人の疑いで逮捕した。

　逮捕容疑は２５日ごろ、自宅で女性を殺害したとされる。署によると、女性には後頭部に出血を伴う傷があり、首にはひものようなもので絞められたような痕があった。凶器は見つかっていない。
　夫婦の知人男性が、しばらく２人と連絡が取れないため、２７日夜にマンションを訪問。室内で女性が倒れているのが外から見えたため１１０番した。駆けつけた天白署員がベランダの窓を割って室内に入ったところ、女性がスエット姿であおむけに倒れており、周囲には血痕があった。部屋は施錠され、部屋の明かりやテレビはついたままだった。
　この知人男性は女性と２４日午後に会っていたが「トラブルを話すこともなく、元気そうだった」と説明しているという。
　マンションに住む男性会社員（２７）は「夫婦で出掛けられる姿を見かけた。仲が良さそうな夫婦に見えた」と話した。

女性の死因は、ひものようなもので首を絞められたことによる窒息死で、調べに対し小倉容疑者は容疑を認めているということです。
また、部屋からは小倉容疑者が書いたとみられるメモが見つかっていて、「１人で残すのはふびんなので」とか「公私ともに限界だった」といった内容が記されていたということです。

捜査関係者によると、動機を「借金があった」などと説明し「ネクタイで首を絞めた」と供述している。

孝子さんには後頭部に鈍器のようなもので殴られた傷もあり、室内には相当量の血痕があった。凶器は見つかっていない。近くの住民が２４日深夜から２５日未明ごろ、誰かが大声で言い争うのを聞いており、署が関連を調べる。

遺体には布団が掛けられていたという。