【傷害致死】和歌山市加納 90歳父親不審死から3年半 66歳息子逮捕
【判決】同居の90歳父親を暴行死 66歳息子に懲役5年判決

　逮捕された無職・須井伸児容疑者は2016年4月、和歌山市の自宅で父親の義彦さんに暴行を加え、外傷性ショックにより死なせた疑いが持たれています。事件当時は2人暮らしで、須井容疑者が「父親が廊下で死んでいる」と近所に助けを求めました。全身に打撲痕があるなど不審な点があり、警察は任意で事情を聴くなど捜査を続け、須井容疑者が義彦さんを死亡させたと特定して逮捕しました。

全身に打撲痕があるなど、不審な点があったことから搬送先の病院が警察に通報。

「気難しそう。親子喧嘩はやってたみたいですけどね。」（近所の人）

和歌山市で４年前、父親に暴行を加えて死なせたとして傷害致死の罪に問われた息子に、懲役５年の実刑判決が言い渡されました。
和歌山市の無職・須井伸兒被告（６６）は、２０１６年４月、酒を飲んで帰宅した際、自宅で同居していた当時９０歳の父親の頭や顔などに暴行を加えて死亡させました。

和歌山地裁は「日頃から父親に叱責されたことに腹を立てた犯行で、飲酒の影響を考慮しても動機に酌むべき点はない」などと指摘。須井被告に懲役５年の実刑判決を言い渡しました。