このトピックには0件の返信が含まれ、1人の参加者がいます。5 年、 5 ヶ月前に管理人さんが最後の更新を行いました。

【放火,殺人事件】徳島県阿南市自宅に放火疑い男逮捕　祖母か1人死亡
【判決】阿南の自宅放火で死亡女性の孫に懲役5年　徳島地裁判決

日付	〇2018/1/19 ☆2018/1/18

　徳島県阿南市で、自宅に火を付けて全焼させたとして現住建造物等放火の疑いで、その家に住む清掃員森本渓太容疑者(20歳)を逮捕。焼け跡から、男性の祖母(82歳)とみられる女性遺体が見つかっている。「僕はやっていない」と容疑を否認している。司法解剖の結果、死因は焼死だった。
　森本容疑者は1月18日、仕事が休みで、出火当時は祖母と自宅にいたとみられる。両親は外出していた。火災発生を受け、署員が家族の安否を確認していたところ、近くの空き地に１人でいる森本容疑者を発見。出火時にどこにいたのかを聞いたが、曖昧な説明を繰り返した。19日に再度事情を聴くと「火を付けた」と供述したため、逮捕した。しかし、逮捕後は否認に転じた。
　県警や阿南市消防本部は20日、約20人体制で現場検証を行い、火元などの調査を行っている。県警は森本容疑者が何らかの方法で火を付けた後、祖母を残して１人で外に逃げたとみて、動機や殺意の有無などについて詳しく調べる。

【判決】2019/3/22　徳島地裁　
　現住建造物等放火罪に問われた孫の無職、森本渓太被告(21)に対する裁判員裁判の判決公判が2019年3月22日、徳島地裁であった。坂本好司裁判長は「祖母の命が失われた結果は重大だが、精神障害の影響を考慮する必要がある」として、懲役5年(求刑同10年)を言い渡した。
　坂本裁判長は判決理由で「被告は精神障害の影響もあって、家屋の全焼や祖母が死亡する可能性まで認識していたとは認められないことなどから求刑はいささか重きに過ぎる」と指摘した。
　公判で争点となった責任能力の有無については「犯行前後の状況を被告なりに記憶している。精神障害が犯行当時の行動コントロール能力に及ぼした影響は著しいものではなかった」と判断し、責任能力を認めた。
　判決によると、2018年1月18日、祖母から財布の金を盗んでいないかと何度も言われたことなどに立腹。祖母が大切にしている物を燃やして仕返ししようと考え、仏壇の造花に多目的ライターで火を付け、木造2階建て(一部平屋)の自宅を全焼させた。

発生場所	徳島県阿南市那賀川町三栗
参考	http://www.sankei.com/west/news/180120/wst1801200037-n1.html 【判決】https://www.topics.or.jp/articles/-/178816

現代の親族間事件の闇を描く！！

累計150万部突破！ノンフィクション漫画『「子供を殺してください」という親たち』