【虐待,傷害】岐阜県多治見市 15歳長男に暴行 42歳父親逮捕...中学校に助け求め発覚

　同署によると、長男が学校に助けを求め、学校から相談を受けた東濃子ども相談センター（同市）の職員が通報した。男は妻と子ども４人らの７人暮らし。同署が経緯を調べている。
　逮捕容疑は、１４日午前１０時から正午ごろまでの間、自宅で長男を押し倒したり殴ったりするなどして、右目周囲の打撲や頸椎捻挫のけがをさせた疑い。

警察の調べによりますと、男は１４日午前１０時ごろから２時間にわたって自宅で中学３年生の長男を殴ったり、押し倒したりして、首に全治２週間のけがを負わせたとして傷害の疑いが持たれています。
長男が通う中学校から「親から暴力を受けてけがをしている子がいる」と児童相談所に連絡があり、児童相談所の職員が確認したところ、頭部をけがをしていたため、警察に通報したということです。
警察の調べに対して男は、「暴行をしたことは間違いありません」と容疑を認めているということで、警察は、日常的に暴力がなかったかなど詳しいいきさつを調べています。
男は、母親と妻、長男を含む４人の子どもと暮らしているということですが、児童相談所によりますと、これまでに長男や家族からの相談はなかったということです。