【放火殺人】群馬県前橋市 住宅全焼、同居の母親と伯父が死亡か 放火容疑で32歳無職の長男逮捕
【判決】2人死亡の住宅火災 放火容疑で逮捕の長男を不起訴 前橋

焼け跡から見つかった２人の遺体について、前橋署は２３日、同所の無職、萩原松代さん（６８）と、松代さんの兄の無職、桜井定男さん（７１）と発表した。

発生当時、庭にいた萩原容疑者が火を付けたことをほのめかし、調べに「台所のガスこんろでチラシに火を付け、和室内の洋服に火を付けた」と供述、容疑を認めている。住居は萩原容疑者と母親の松代さん、桜井さんの３人暮らし。

ことし８月、前橋市の住宅が全焼し、この家に住んでいた女性とその兄の２人が死亡した火事で、放火の疑いで逮捕された女性の32歳の長男について、前橋地方検察庁は精神鑑定の結果、刑事責任を問えないとして不起訴にしました。

前橋地方検察庁は、言動に不自然な点があったことなどから刑事責任能力を調べるため、専門家による精神鑑定を行いました。
その結果、刑事責任を問えないとして29日付けで不起訴にしました。
また、前橋地検は、医療観察法に基づき適切な治療を受けさせるため、医療施設に入院させる申し立てを裁判所に行いました。