【無理心中?,殺人】新潟県長岡市 51歳妻と共謀 高校生長男の首絞めて80歳義母殺害 負傷した51歳父親逮捕...妻は自殺
(続報)義母殺害容疑の男 鑑定留置 新潟地検

住宅からは容疑者の妻でパート従業員の早苗さん（５１）と、義理の母椿フミ子さん（８０）の遺体が見つかっていて、妻の首には絞められたような痕があった。県警は何らかの家庭内トラブルがあったとみて、遺体を司法解剖して調べる。
　金泉容疑者の逮捕容疑は、７日午前６時ごろ、就寝中の長男を殺害しようとしたとしている。遺体で見つかった妻と共謀した疑いもある。長男は抵抗してけがはなく、同日午前１０時前に１１０番通報。駆け付けた警察と消防が２人の遺体を見つけた。

金泉容疑者は殺人未遂容疑について「間違いない」と供述している。

息子が「寝ているときに両親に襲われた」と話していることが捜査関係者への取材で新たにわかりました。

　息子の通報を受けて警察が駆けつけたところ、妻の早苗容疑者（５１）と早苗容疑者の母親（８０）が死亡しているのが見つかりました。
　「（早苗容疑者は）死の方に走りたがる。自殺したいとか」（近所の人）

金泉容疑者は妻と共謀して息子を殺害しようとしたことを認め首や手首に切り傷を負っていたことなどから、警察は息子を殺害したあと自殺を図ろうとしたものとみています。
その後の調べで、息子が金泉容疑者に襲われたときすでにフミ子さんは１階のベッドで死亡していたとみられることが警察への取材で分かりました。
また、妻は息子を襲ったあとに亡くなったとみられていて、警察は金泉容疑者が息子を襲った前後に義理の母親と妻が相次いで死亡したものとみています。

殺人未遂の疑いで逮捕された長岡市中之島の無職・金泉修容疑者（５１歳）は９日、新潟地検長岡支部に身柄が送られました。

フミ子さんの首には絞められたような痕があり、現場にひものようなものがあったことが分かっていましたが、その後の捜査関係者への取材で、早苗容疑者の首にも絞めたときにできるような痕があったことが分かりました。警察は、早苗容疑者は自殺した可能性もあるとみて調べています。

新潟県長岡市の住宅で義理の母親を殺害した疑いなどで逮捕・送検されていた５２歳の男について、新潟地検は１３日、刑事責任能力を明らかにするため鑑定留置を始めたと発表しました。
この事件は１０月、長岡市中之島の住宅で妻と共謀の上、義理の母親を殺害し、高校生の息子を殺害しようとしたとして、無職の金泉修容疑者（５２歳）が逮捕・送検されたものです。息子は逃げて無事で、妻はその後、自殺していました。
新潟地検は１３日、金泉容疑者の犯行当時の精神状態を調べ刑事責任能力を明らかにするため、鑑定留置を始めたことを明らかにしました。期間は２０２１年１月１８日までです。
金泉容疑者は犯行時、自身も自殺を図ったとみられけがをしていて、警察は無理心中を図った可能性があるとみて捜査していました。

男の妻を容疑者死亡のまま書類送検していたことが分かりました。 殺人と殺人未遂の疑いで書類送検されたのは、金泉早苗容疑者（当時51歳）です。