【無理心中】福島県川俣町 認知症の92歳母親を殺害後、68歳息子自殺か

　福島署によると、マスヨさん殺害をほのめかす内容の、幸男さんが書いたとみられる遺書が見つかっている。幸男さんは自宅倉庫で首をつった状態で、マスヨさんは寝室のベッド上で頭から血を流して亡くなっていた。

この住宅は家族５人暮らしで、近くに住む７０代の女性によりますと、マスヨさんは最近、認知症が進み、道に迷うことがあったということです。
この女性は「幸男さんは穏やかで優しい人だったが、夜中に起こされたりするなどと言って悩んでいた」と話していました。
警察は無理心中の可能性があるとみて、家族に話を聞くなどして捜査を進めています。

【近所の住民によると…】
マスヨさん（９２）は年々徘徊や物忘れが激しくなり、幸男さんも周囲にそれに対する悩みをこぼすようになったという。
【家の中からは斎藤さんが書いたとみられる遺書】
警察によると、母のマスヨさん（９２）が認知症を患っていたことや自身も病に苦しんでいたことが綴られていたという。