【死体遺棄】静岡県熱海市 75歳父親宅に男性遺体を放置 40代の兄弟逮捕...遺体は父親か
(続報)父親の遺体を遺棄した罪で起訴された兄弟 年金をだまし取った容疑で再逮捕

　逮捕容疑は、２０１９年１２月ごろ、共謀して熱海市和田町の父親方に身元不明の男性の死体を遺棄した疑い。同署は２人の認否を明らかにしていない。

県外の親戚が１９日に父親方へ電話したが、連絡が取れなかったという。不審に思い訪問した親戚が同日に家の中で男性の遺体を発見し、同署に通報した。遺体は腐敗が進んでいて外傷の有無などは不明という。同署は司法解剖して死因を調べる。
　現場の近所に住む男性によると、父親は１人暮らし。「昨年の冬ごろから父親の姿を見かけなくなった。たまに息子さんが家を出入りしていたらしいが、最近はそういう話を聞かなかった」と話した。

警察が、照夫さんの家に出入りしていたという兄弟に事情を聞いたところ、関与した疑いが強まり、２０日、逮捕しました。
警察は捜査に支障があるとして２人の認否を明らかにしていません。

　静岡県警熱海署は５日、父親が死亡したことを隠して年金を不正に受給したとして詐欺の疑いで、いずれも住所不定で無職の長男、長島春次容疑者（４９）と次男、幸治容疑者（４６）を再逮捕した。熱海署によると、ともに容疑を認めている。
　逮捕容疑は昨年１２月に父＝当時（７４）＝が死亡したのに届け出ず、今年８月まで父の口座に振り込まれた年金計約１１０万円をだまし取った疑い。
　２人は熱海市の父の自宅に父の遺体を放置したとして死体遺棄容疑で逮捕され、１０月９日に起訴された。