【無理心中?】千葉県松戸市 自宅訪れた姉夫妻を襲い、58歳男自殺か...60歳義兄死亡

　23日午後5時ごろ、松戸市で「弟がいきなり襲ってきた。家の中に弟と夫がいる」と頭から血を流した60代の女性が近所に助けを求め、110番通報しました。警察官が駆け付けると、住宅の玄関とリビングに血を流した男性2人が倒れていて、それぞれ病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。

2人のそばには血の付いた包丁と鉄パイプが落ちていました。

　腹から血を流していた男性は住人で無職の古川高幸さん（58）で、もう1人は義兄で会社員の緑川智昭さん（60）＝同市稔台8。同署は、2人の遺体の状況などから古川さんが緑川さんを殺害した後に自殺したとみて調べている。

古川さんの死因は出血性ショックとみられ、血の付いた包丁が現場にあった。緑川さんの死因は頭部損傷とみられ、凶器とみられる鈍器も見つかった。
　事件は、古川さんが1人で住む自宅に緑川さん夫妻が訪問した際に発生。妻は古川さんの姉で、頭を負傷したが命に別条はない。