【無理心中】茨城県城里町 住宅に3遺体 40代長男と30代長女を殺害後に70代母親首つり自殺か

警察官が駆けつけ、午後4時すぎに住宅に入って調べたところ、1階のリビングで3人の遺体が見つかったということです。

いずれも服装に乱れはなく、部屋には争った形跡はないほか、家の玄関や窓はすべて施錠されていたということです。

いずれも成人とみられ、１階リビングで死亡していた。１人は床に横たわり、もう１人はソファに座った状態だった。

　同日午前、隣人から頼まれた男性（６５）が「住人をしばらく見ていないので安否確認してほしい」と通報し、駆け付けた笠間署員が発見した。

警察は、この家に住む７０代の母親と４０代の長男、３０代の長女と連絡が取れなくなっているため遺体で見つかった３人は、この親子とみて身元の確認を進めています。

司法解剖を行った結果、首をつった状態で見つかったのは７０代から８０代の女性と分かり、ほかの２人の死因は、いずれも首を絞められたことによる窒息死だったことが分かったということです。
また、３人の遺体は、死亡から数か月から半年ほどたっているとみられるということです。
警察は、母親が子ども２人の首を絞めて殺害したあと、首をつって自殺を図った無理心中の疑いもあるとみて、詳しいいきさつを調べています。