【死体遺棄,殺人?】秋田市雄和種沢 民家の小屋から乳児3遺体 ほぼ白骨化、死後数年経過か
(続報)乳児3遺体事件、病死の40代母親を書類送検
【判決】病死の母親不起訴　秋田市雄和・乳児遺棄事件で秋田地検

　秋田市雄和種沢（ゆうわたねざわ）の住宅の作業小屋で今年３月、乳児の遺体３体が見つかった事件で、秋田県警は２７日、この家に住んでいた４０代の母親を容疑者死亡のまま、死体遺棄容疑で書類送検した。

乳児の遺体は３月１６日午後、木造２階建ての作業小屋の２階の物置部屋で、布のようなものにくるまれるなどして段ボール箱などに１体ずつ入れられた状態で発見された。女児２人と男児１人で、死後数年が経っており、ほとんど白骨化していた。
　小屋の持ち主は７０代男性で、小屋に連なる母屋で４０代の長男らと暮らしていた。乳児の母親は長男の妻で、昨年７月に病死していた。県警がＤＮＡ鑑定をしたところ、乳児はいずれも病死した女性と親子関係にあることがわかったという。同居の家族らは乳児について「知らなかった」と話しているといい、死体遺棄の時期や詳しい経緯はこれまでの捜査でも判明していないという。

　今年３月、秋田市雄和種沢の７０代男性宅の敷地内にある作業小屋から乳児３人の白骨化遺体が見つかった事件で、秋田地検は１１日、死体遺棄容疑で書類送検された乳児の４０代母親を被疑者死亡で不起訴処分とした。