【無理心中】長崎市琴海大平町 83歳妻を殺害後に自宅放火し自殺 84歳夫を書類送検

平成２９年１２月２７日、長崎市琴海大平町で木造平屋の住宅が全焼し、焼け跡からこの住宅で２人で暮らしをしていたいずれも８０代の夫婦が遺体で見つかりました。
その後の警察の調べで、妻の遺体の首の右側に切り傷があり、失血死していたことや、夫が妻とは別の部屋で焼死していたこと、さらに第三者の関与が認められないことが分かりました。
警察は、夫の伊藤敏男容疑者が（当時８４）当時８３歳の妻の首を切りつけて殺害したあと、自宅に火をつけて自殺したとみて３１日、伊藤容疑者を容疑者死亡のまま殺人と非現住建造物等放火の疑いで長崎地方検察庁に書類送検しました。

慶子さんの死因は失血死、伊藤容疑者は焼死だった。

近所の人などによりますと、当時、夫婦は2人暮らしで目立ったトラブルはなかったということですが、妻が足を悪くしており「老老介護」状態だったということです。
警察は殺害の動機について「特定できなかった」としています。