【虐待,傷害】佐賀県みやき町 8歳長女の顔などに熱したヘアアイロン当てる 29歳母親逮捕
【判決】長女の頬にヘアアイロン、母に罰金30万円 佐賀簡裁 傷害罪で

　小学校教諭が６日朝に登校してきた女児のやけどに気付き、連絡を受けた児童相談所が署に通報した。全身に打撲痕も確認され、署は日常的な虐待がなかったかどうか調べる。
　逮捕容疑は５日夕から６日朝にかけて、自宅で高温のヘアアイロンを女児の右頬や左手の甲などに押し当て、１０日間のやけどを負わせたとしている。

八谷容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているという。

児相の聞き取りに対し、長女が「母親から受けた」と話したため、児相が県警鳥栖署に届け出た。

これまでに署や児相に相談はなかったという。
　事件後、長女と、いずれも５歳の長男、次男は児相に一時保護されている。

鳥栖署によると、母親は元夫や長女、息子らと５人暮らしという。

　長女の頬などにヘアアイロンを当ててやけどをさせたとして、佐賀区検は２９日、傷害罪で母親の無職女性（２９）＝三養基郡みやき町＝を略式起訴し、佐賀簡裁が罰金３０万円の略式命令を出した。
　起訴状などによると、１１月５日、自宅で当時８歳の長女に対し、熱したヘアアイロンを右頬などに当て、全治約１０日間のやけどをさせたとしている。