【殺人】新潟市中央区 死後半年ほど経過した77歳女性の刺殺遺体 同居の50代長女の行方追う
(続報1)自宅に母の遺体放置 指名手配の長女を逮捕
(続報2) 77歳母殺害容疑で再逮捕 新潟市の女、刃物で刺す

　６日午後２時ごろ、年始のあいさつに訪れた親族が福部さんの遺体を発見し、１１０番した。遺体は１階台所の床に横たわった状態で、紙や布状のもので覆われていた。
　司法解剖の結果、刃物のようなもので刺されたとみられる傷が１カ所見つかり、死因は失血死と判明した。死後半年から１年が経過していたという。

　遺体には刺傷が１か所あり、致命傷になったとみられる。福部さんは５０歳代の娘と２人暮らしだった。娘は事件発覚の直前、１月５日ごろまで家で生活していたとみられているが、行方が分からなくなっている。警察は殺人事件とみて捜査するとともに、重要参考人として娘の行方を捜している。今後、指名手配する可能性もあるとしている。

新潟市の自宅に母親の遺体を放置した疑いで、全国に指名手配されていた５３歳の長女が１９日に逮捕された。
逮捕されたのは新潟市中央区の無職、福部尚美容疑者（５３）

警察は行方が分からなくなっていた長女の福部容疑者を死体遺棄の疑いで全国に指名手配していた。
福部容疑者は１９日午前、石川県金沢市で逮捕され、警察によると死体遺棄の容疑について「間違いありません」と認めている。
淳子さんの遺体には背中に深い刺し傷があり、警察は殺人事件として捜査している。

新潟県警新潟中央署などは９日、殺人容疑で同容疑者を再逮捕した。「間違いありません」と容疑を認めているという。
　再逮捕容疑は、２０１９年２月ごろ、自宅で同居していた母淳子さんを刃物で刺し殺害した疑い。