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【殺人,死体遺棄事件】愛知県田原市父親の遺体遺棄の息子、殺人も関与か
(続報)遺体なき遺棄事件”…父親の遺体を海に遺棄した罪 32歳男に懲役2年6ヶ月求刑殺人罪立件されず

日付	〇2018/2/10 ☆2016/10/24頃(遺棄)

　死体遺棄容疑で愛知県警に逮捕された次男の小林大介容疑者(31歳)が、逮捕前に「遺体を電動のこぎりで切断し、重りを付けて沈めた」との趣旨の供述をしていた。逮捕容疑は平成2016年10月24日ごろ、父親遺体を三河湾に遺棄した疑い。
　愛知県豊橋市の不動産業、小林生治さん＝当時(63歳)＝の遺体を海に遺棄したとして、死体遺棄容疑で愛知県警に逮捕された次男の農業、小林大介容疑者(31歳)が、逮捕前の任意の事情聴取に「遺体を電動のこぎりで切断し、重りを付けて沈めた」との趣旨の供述をしていたことが分かった。
　捜査関係者によると、小林大介容疑者は逮捕前、小林さん殺害への関与もほのめかしたという。2018年2月10日の逮捕時は黙秘した。県警は小林さんが死亡した経緯についても事情を知っているとみており、殺人容疑での立件も視野に慎重に捜査を進める。
　愛知県田原市の姫島北側海域に沈められたとされる遺体は、県警などによる十数回の捜索でも発見に至っていない。県警は、大介容疑者が単独で、遺体をゴムボートに乗せて出港し、遺棄したとみている。エンジン付きのボートを使い約２時間で港に戻ったとみられる。大介容疑者は逮捕前、遺棄や切断に使った道具を「全て処分した」とも説明、証拠隠滅を図った疑いがある。県警は遺体の捜索を続け、容疑の裏付けを進めている。
　小林さんは2016年10月22日ごろ妻が目撃したのを最後に行方が分からなくなった。関係者への任意聴取などから事件に巻き込まれた疑いが強まり、遺体がないまま、逮捕に踏み切った。

【続報】2019/2/15　遺体見つからず、被告は黙秘で殺人罪で立件されず
　三河湾に父親の遺体を遺棄した罪に問われている男の裁判で、検察側は懲役2年6カ月を求刑した。愛知県豊橋市の小林大介被告(32歳)は2016年10月、父親の生治さん(当時63歳)の遺体を三河湾に遺棄した罪に問われている。
　小林被告は逮捕前の任意の聴取で生治さんの遺体の遺棄や殺害について認める供述をしていましたが、逮捕後は黙秘に転じ、遺体は現在も見つからず殺人罪では立件されていない。
　小林被告は裁判でも黙秘を貫き、検察側は2019年2月15日「逮捕前の自白などから被害者を死なせ遺体を捨てたのは明らか。黙秘を貫き責任に向き合おうとしていない」と指摘し、懲役2年6カ月を求刑しました一方弁護側は、執行猶予付きの判決を求めた。判決は2019年3月14日に言い渡されます。