【死体遺棄】静岡県伊東市 79歳父親の遺体を自宅に放置 無職の47歳息子逮捕

７月下旬頃、同居していた７９歳の父親の遺体を自宅の寝室に放置した疑いが持たれています。

親族からの依頼で、７月３０日に家の様子を確認しに行った地域の包括支援センターの職員から「応答がなく異臭がする」と警察に通報があり、事件が発覚しました。
通報を受けた警察が家に駆け付けたところ、寝室の布団の上に父親の遺体が横たわっていて男は家にいなかったということです。
その２日後、男が自宅に戻ったと近隣住民から通報を受け、警察は男から話を聞いた上で逮捕しました。
警察は認否を明らかにしておらず、死因や遺棄した経緯を調べる方針です。容疑者の男は、父親と２人暮らしをしていたということです。

遺体は１階和室に敷かれた布団に寝た状態で見つかった。腐敗が進んでいて死後１週間程度とみられる。
　父親の親族から行政機関に安否確認の依頼があり、先月３０日に地域包括支援センター職員が自宅を訪ねた。応答がなく異臭がしたため、連絡を受けた署員が同日午後、遺体を発見したという。容疑者は不在だったが１日に帰宅したのを近隣住民が見つけ、署員が任意で事情を聴いていた。
　近隣住民によると、容疑者と父親は近所付き合いがほぼなかった。近隣の５０代男性会社員は「（容疑者が）父親を怒鳴る声を聞くことはあった。ここ１週間くらいは２人の姿を見ていない」と話した。