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【虐待,監禁】北海道札幌市 2歳息子をクローゼットに監禁し死なせる 20歳母親逮捕
(続報)2歳男児クローゼットに約30分"監禁" 翌日死亡…20歳母親を処分保留で釈放在宅で捜査へ
【判決】道警の違法な取り調べで精神的苦痛…長男の監禁容疑で逮捕後、不起訴となった女性が提訴

日付	〇2021/6/22

　長男(2歳)を自宅のクローゼット内に監禁したとして、北海道警は2021年6月22日、母親(20歳)を監禁の疑いで緊急逮捕した。長男は心肺停止の状態となり病院で治療を受けていたが、同23日午前に死亡した。

***(母親)の逮捕容疑は、22日午後、***(長男)を約30分間にわたり、自宅のクローゼット内に閉じ込めたというもの。***(母親)は容疑を認めているという。***(長男)に目立った外傷はないという。
　***(母親)は***(長男)と2人で暮らしていた。22日午後に***(母親)と電話で話した***(母親)の母親が、会話の内容から***(長男)が閉じ込められているのを知り、119番通報したという。

出典：朝日新聞

２２日午後２時ごろ、２歳の男の子が室内でひざを抱えて倒れているのを、通報を受けて駆けつけた救急隊が発見しました。
男の子は心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、その後回復したということです。

同じ部屋にいた２０代の母親は「クローゼットの中に子どもをしつけとして押し込んでいた」という趣旨の話をしていて、容疑が固まり次第、監禁の疑いで逮捕する方針だということです。

出典：STV札幌テレビ放送

(続報)2021/7/13

　6月、***(住所)で2歳の男の子が自宅のクローゼットに閉じ込められその後死亡した事件で、札幌地方検察庁は7月13日、監禁の疑いで逮捕されていた20歳の母親の女を処分保留のまま釈放しました。今後は在宅で捜査を続けるとしています。
この事件は6月22日、***(住所)のアパートで2歳の男の子が心肺停止の状態で見つかり、翌日死亡したもので、20歳の女が自宅クローゼットに約30分間閉じ込めたとして監禁の疑いで逮捕されていました。
当時の調べに女は「物を触ったことを注意したら態度が悪かった」「閉じ込めたのはしつけのつもりだった」と供述していました。
男の子の死因は心肺停止により脳に酸素がいかなくなる蘇生後脳症ですが、詳しい経緯はわかっていません。
札幌地方検察庁は7月13日、女を処分保留で釈放し、在宅で捜査を続けるとしています。

出典：北海道ニュースUHB

【判決】2021/12/20 不起訴処分

　札幌で長男を監禁したとして道警に逮捕され、その後不起訴となった女性が、違法な取り調べで精神的苦痛を受けたとして、損害賠償を求めて札幌地裁に提訴しました。
　訴えによりますと、札幌の20代の女性は、取り調べ中に黙秘していたにも関わらず、警察官に自白を迫られたほか、取り調べ状況を記録するため、弁護士が差し入れた「被疑者ノート」を、留置場の担当者が一時持ち去ったために、接見内容を記録することを委縮し、精神的な苦痛を受けたなどとして、道に120万円の損害賠償を求めています。
　女性は今年６月、札幌の自宅のクローゼットに、２歳の長男を監禁したとして逮捕され、長男はその後、蘇生後脳症で死亡しました。札幌地検は９月に女性を不起訴としています。

出典：HBC北海道放送

※不起訴となった事件のため、引用文において一部個人情報を記号(*)で隠しております。

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