【死体遺棄】埼玉県川口市 80歳母親の遺体を放置 52歳長男逮捕「お金なく」
【判決】母親の遺体を自宅に放置した疑いで逮捕の男性 不起訴に

発見時に遺体は布団の上で寝かされた状態で外傷はなく、古泉容疑者は「お金がなかったので放置した」と供述している。
　逮捕容疑は今月中旬ごろ、自宅に母の滝江さん（８０）の遺体を放置し、遺棄したとしている。

同居の弟も衰弱した状態で見つかり、救急搬送された。安否確認しようとしたマンションの管理会社から２３日午後に「高齢女性の家の玄関が施錠されている」と１１０番通報があった。

２３日、管理会社から「異臭がする」と通報があり、警察が滝江さんが和室の布団の上で死亡しているのを発見したという。この際、二男（４５）も家にいたが、意識がもうろうとしており、病院に搬送されたという。
調べに対し、古泉容疑者は「母親の調子が悪く、気づいたら動かなくなっていた」「葬儀などを進めるにもお金がなくいけないことだと思いつつ放置しました」と容疑を認めているという。

　埼玉県川口市の無職の男性（５２）は、今年１０月、川口市の自宅マンションの一室で同居する母親（８０）の遺体を放置した死体遺棄の疑いで逮捕されていました。
　さいたま地検は、この男性について、１３日付で不起訴処分としました。さいたま地検は、不起訴の理由について明らかにしていません。
　男性は逮捕後の調べに対して、「母親が動かなくなったが、色々な手続きを進めるにもお金がなくて放置した」と容疑を認めていたということです。