【殺人】青森県つがる市 49歳父親の首を包丁で刺し死亡させる 高校生の16歳息子逮捕
【判決】父親殺害のつがる市の高校生 少年院送致

　逮捕容疑は男性を殺害しようと、首を刺すなどした疑い。
　近所に住む60代男性が争う声を聞いて外に出たところ包丁を持っている少年を見つけ、110番した。男性は「親子関係に問題はなかったと思う。少年はあいさつしてくれる子だった」と話している。

警察が駆けつけたところ、４９歳の男性が敷地内で倒れていて、警察は、この家に住む１６歳の息子が刃物で刺したことを認めたことなどから、殺人未遂の疑いで、その場で逮捕しました。
父親は、青森市内の病院にドクターヘリで運ばれましたが、午後６時に死亡が確認されたということです。
住宅の敷地内には凶器とみられる包丁があったということ

青森県つがる市で父親を殺害したとして家庭裁判所に送られた１６歳の男子高校生について、青森家裁弘前支部は、少年院に送る保護処分とすることを決定しました。
男子高校生は９月、つがる市の自宅で、当時４９歳の父親を包丁で数回刺して殺害したとして、青森家裁弘前支部に送られていました。
２５日の少年審判で、少年院に送る保護処分を決定した伊東智和裁判官は、「強い殺意に基づく一方的かつ残忍で凶悪」と指摘した一方、「非行歴がないことや精神状態などを総合的に考え、刑事処分にするより少年院で矯正教育を施し、将来の社会生活に必要な能力を培わせるのが相当」としました。