【介護殺人】愛知県一宮市 77歳妻の遺体を車内に遺棄 75歳夫逮捕...殺害ほのめかす供述も
(続報)寝たきり妻殺害の疑い75歳を再逮捕、老々介護の末か

　一宮市玉野の住宅で6日午前10時半すぎ、駐車場に停められた軽乗用車の後部座席で、この家に住む無職・日野ひで子さん(72)が死亡しているのを、家を訪ねてきた娘が見つけました。
　警察が、この家に住む夫で無職の日野利信容疑者（75）から話を聞いたところ、ひで子さんの遺体を家の中から車に運んだことを供述したため、警察が日野容疑者を死体遺棄の疑いで緊急逮捕しました。
　日野容疑者は調べに対し容疑を認めているほか、ひで子さんの殺害についてもほのめかす供述をしているということです。
　警察は、日野容疑者がひで子さんを殺害後、遺体を別の場所に車で運ぼうとしていた可能性もあるとみて調べています。

　司法解剖の結果、ひで子さんの死因は首を圧迫されたためであることが分かった他、発見された時点で死後１日から３日程経っていたことが明らかになりました。

　寝たきりの妻を殺害したとして愛知県一宮市の無職・日野利信容疑者（７５）が１７日、殺人の疑いで再逮捕されました。

日野容疑者は今月３～６日、自宅で妻のひで子さん（当時７２）の首を何らかの方法で圧迫するなどして殺害した疑いがもたれています。
　日野容疑者とひで子さんは２人暮らしで、ひで子さんは寝たきりの状態で介護が必要だったということです。
　夫婦を知る人は「旦那さん（日野容疑者）は明らかに疲れてるのがわかった」と話しました。
　警察の調べに日野容疑者は「殺したことに間違いありません」と容疑を認めていて、警察は老々介護が事件の背景にあるとみて調べを進めています。