【死体遺棄,嬰児殺害】東京都港区 公園に女児遺棄 神戸の23歳母親逮捕「口にティッシュを詰めて殺した」...羽田空港で直前に出産
(続報)赤ちゃん首絞め殺害か 母親を再逮捕「就職不利に」

公園内の広場で、顔と右腕が露出した状態で埋められている生後間もない女児の遺体が見つかった。露出していた部位は青黒く変色していたが、目立った外傷はなく、同庁捜査１課が死体遺棄容疑で捜査している。

警視庁は１２日、司法解剖の結果、遺体は生後まもない女児で、死因は窒息死だったと発表した。警視庁は、殺人・死体遺棄事件として捜査している。

へその緒がついたままで、死後１～２日程度とみられる。のどに異物を詰められ、窒息死した疑いがあるという。

調べに対し、「空港のトイレで産み、公園で埋めた」と容疑を認めている。殺害についても認めており、警視庁は２日、愛宕署に捜査本部を設置。殺人容疑でも調べている。
　逮捕容疑は１１月３日夜、東京都港区東新橋の区立イタリア公園で、出産した乳児の遺体を土の中に埋めたとしている。喉にはティッシュペーパーが詰められ、司法解剖の結果、死因は気道をふさがれたことによる急性窒息死だった。

北井容疑者は当時、兵庫県内の大学４年生で、就職活動中だった。１１月３日も飛行機を使って上京。防犯カメラには、北井容疑者が手提げ袋を持って公園を出入りする姿が写っていたという。
　北井容疑者は「口にティッシュを詰めて殺した」とも話しており、捜査１課は、北井容疑者が出産直後に窒息死させたとみて、詳しく調べる。
　事件は遺棄してから５日後の８日、「乳児の遺体のようなものが土の中に埋まっている」と１１０番通報があり、発覚。顔と右腕が露出した状態で埋められ、露出していた部位は青黒く変色していた。捜査１課は、公園周辺の防犯カメラ画像に写っていた約３万人の通行人らを解析し、北井容疑者を割り出した。

　神戸市西区の農村部にある、容疑者の自宅で取材に応じた８０代の祖母は「子育てのことは親に任せていたので、（容疑者の）様子は分からなかった。ニュースではよく聞く話だが、まさか自分の孫が…」と話した。近くに住む６０代の女性は「きれいでおとなしいお嬢さん。今年の春から就職し、母親が車で駅まで送る姿を何度か見かけた」と驚いていた。

　東京・港区の公園に出産したばかりの赤ちゃんの遺体を遺棄したとして逮捕された23歳の母親が11日、殺人の疑いで再逮捕されました。
　無職の北井小由里容疑者は去年11月、羽田空港の多目的トイレで出産したばかりの女の赤ちゃんの口にトイレットペーパーを詰め、首を絞めて殺害した疑いが持たれています。警視庁によりますと、北井容疑者は当時、航空会社の客室乗務員を目指して就職活動のために上京していました。取り調べに対し、「資金面に余裕がなかった」「赤ちゃんがいたら就職活動が不利になると思った」と容疑を認めています。