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高崎の女性死亡火災で次男逮捕「母親の首をひもで締め、火つけた」 長年親子トラブル【判決】母殺害・放火懲役11年判決 前橋地裁 不幸な境遇、障害にも理解
日付 | 〇2016/11/30☆2016/11月中旬 |
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高崎市棟高町の民家が全焼し、住民の女性(67)が死亡した火災で、県警捜査1課は30日、殺人と非現住建造物等放火の疑いで、同居する次男(40)を逮捕した。調べに対し「間違いありません」と容疑を認めている。 逮捕容疑は11月中旬、自宅で母親の首を絞めて殺害した上、同月21日、自宅に放火したとしている。放火後、次男は2階から飛び降りて脱出し、軽傷を負い入院していた。近隣住民によると、母親は次男が幼少時に離婚。次男は母方の祖母に育てられたという。親子間で長年にわたりトラブルを抱えており、近隣では度々、次男に暴行され、顔面を負傷した母親の姿が目撃されていた。【判決】鈴木裁判長は、犯行態様は「執拗(しつよう)かつ冷酷で悪質と言うしかない」と指摘。一方、他者とのコミュニケーションに支障をきたす被告の自閉症スペクトラム障害は「犯行に至る経緯に相当程度影響した」とし、被告が前向きに生きる姿勢を見せ親族も支援を申し出たことから「再犯の可能性は高くない」とした。公判では被告の幼少期に出奔、22歳になって突然戻ってきた母親との同居が生み出す被告の葛藤が明らかになった。母方の祖母の家に1人置き去りにされた被告は祖母の家で引きこもり生活を送り、記憶も定かでない母の出現に戸惑った。身勝手で祖母とも衝突し家の掃除もしない母親の粗暴さに憎しみを募らせ、平成15年には祖母と衝突した母親を殴り傷害容疑で逮捕されている。被告は、「罪悪感はあったが、安らいだ気持ちもあった」と被告人質問で語った。 |
発生場所 | 群馬県高崎市棟高町 |
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参考 | http://www.sankei.com/affairs/news/161130/afr1611300030-n1.html【判決】http://www.sankei.com/region/news/171123/rgn1711230058-n1.html |
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