【殺人,無理心中】大阪市東成区 母親が娘2人刺し殺害したか、母も怪我
【判決】幼い姉妹を殺害した疑いで逮捕の母親 不起訴処分

府警によると、この家は夫婦と娘２人の４人暮らし。焼き肉店経営の男性が仕事から帰宅し、妻と娘２人が２階の寝室で血を流して倒れているのを発見。近くには血の付いた包丁が落ちていた。娘２人は胸や腹に複数の刺し傷や切り傷があり、司法解剖の結果、死因は失血死だった。
　家の中には、妻が夫や親に宛てて書いたとみられる複数の封書があった。室内に荒らされた形跡はなく、玄関は施錠されていた。
　現場は大阪メトロ千日前線新深江駅の北約４００メートルの住宅街。近所の７０代女性は「奥さんが子供２人を連れているところを見たことはあるが、家族仲は悪そうではなかった。何があったのか」と驚いた様子だった。

３人とも病院に搬送され、娘２人は死亡が確認されたが、母親は意識があるという。
二女の体の上には、血の付いた包丁が置かれていて、家の中からは、父親宛ての手紙が見つかったという。

　２０１９年８月大阪市東成区の自宅で、幼い姉妹を包丁で刺し殺害した疑いで逮捕された母親について、大阪地検は不起訴処分としました。不起訴処分となったのは東成区の４１歳の女性です。
　女性は２０１９年８月、自宅の子供部屋で寝ていた５歳の長女と３歳の次女を包丁で刺して殺害した疑いで大阪府警に逮捕されていました。

逮捕当時、取り調べに対し、女性は「はっきりと覚えていない」と話す一方で、「２人を殺した後に私も死のうと思った」などと供述していました。女性は２０１９年１０月から約３か月間、精神状態を調べるために鑑定留置されていましたが、大阪地検は１月３１日付けで不起訴処分としました。大阪地検は処分の理由について明らかにしていません。