【殺人未遂】北海道札幌市 40代義母を包丁で刺す 18歳義娘逮捕...エアコンの使用めぐり口論か
(続報)18歳の女を家庭裁判所へ送致

　この女は27日午後10時20分ごろ、自宅で同居中の40代の母親の頭などを刺すなどし、殺害しようとした疑いが持たれています。
　母親は頭や首、それに左手首から出血していますが、命に別状はありません。

18歳の女は、エアコンの使用をめぐって母親と口論になり、犯行に及んだとみられています。
　18歳の女は、母親の実子ではなく、40代の父親の再婚後、母親と同居していました。
　当時、現場には、父親、母親の実子の20代の姉、姉の幼い子ども２人も一緒にいました。
　犯行後、父親が18歳の女を捕まえて、姉が「母が包丁で刺された」と警察に通報しました。
　取り調べに対して18歳のアルバイト従業員の女は「刺したことは、間違いない」などと話す一方、殺意については曖昧な供述をしているということです。
　この家族をめぐるトラブルなどの相談歴はなく、警察は、今のところ女の暴力行為がくり返されていた様子もないとみていますが、引き続き経緯などを詳しく調べています。

　今年７月、札幌市で、エアコンの使用方法をめぐって母親と口論になり、母親の頭などを包丁で刺した殺人未遂事件で、札幌地検は18歳の女を札幌家庭裁判所に送致しました。
　札幌家庭裁判所に送致されたのは、札幌市北区に住む18歳の女です。
　女は今年７月、自宅で、同居している40代の義理の母親の頭や首などを、包丁で刺して殺害しようとした殺人未遂の疑いで逮捕・送検されていました。
　母親は病院に運ばれましたが、命に別状はありません。
　警察によりますと、女は、40代の父親の再婚後、義理の母親と同居していて、事件当日、自宅でエアコンの使用方法をめぐり、母親と口論となっていてました。
　警察の調べに対し「刺したことは間違いない」と話す一方、殺意についてはあいまいな供述をしていていました。