【死体遺棄,殺人】岐阜県関市 ビニールに包まれた73歳夫婦の遺体 母親の死体遺棄容疑で51歳長女を逮捕
(続報)51歳長女を母親殺害容疑で再逮捕
(続報2)父親も殺害疑いで長女を再逮捕
(続報3)容疑の長女、鑑定留置 関の夫婦殺人

9日午後6時半ごろ、関市武芸川町の建築業・山田厚美さん（73）の住宅で、この家に住む47歳の長男が「帰宅したら家の様子がおかしい」と110番通報しました。
警察官が駆け付けると、1階の寝室で黒のビニールと粘着テープに覆われた状態の2人の遺体が見つかりました。
その後、遺体は山田さんと妻の規子さん（73）とわかりました。
警察は長男が帰宅した際 家にいた、長女で無職の山田清美容疑者（51）を8日午後7時半ごろから9日午後6時半までの間に規子さんの遺体を遺棄した死体遺棄の疑いで逮捕しました。
山田容疑者は警察の調べに対し、容疑を否認しています。
2人の遺体には全身に複数の切り傷があり、警察が死因の特定を進めるとともに、山田容疑者が2人が死亡した経緯についても知っているとみて調べています。

８月９日、岐阜県関市の住宅で７０代の夫婦の遺体が見つかった事件で、警察はこのうち母親の遺体を遺棄した疑いですでに逮捕されていた５１歳の長女を、母親を殺害した疑いで３０日に再逮捕しました。
警察の調べに対し黙秘しているということです。
８月９日午後６時、関市武芸川町の建築業、山田厚美さん（７３）の住宅で、樹脂製のシートなどに覆われた男女２人の遺体が見つかりました。
警察の調べで遺体は山田さんと妻の山田規子さん（７３）と確認され、警察は、２人と同居していて遺体が見つかった当時、家の中にいた５１歳の長女を、このうち規子さんの遺体を遺棄した疑いで１０日に逮捕していました。
遺体には刃物で刺したり切りつけたりした傷が複数あったということで、警察は住宅の中に残されていた刃物を複数押収し、２人が殺害されたいきさつについても詳しく調べていました。
その結果、押収した刃物の中に凶器として使われた疑いのあるものが含まれていたことがわかり、警察は８月９日に規子さんを刃物で刺して殺害したとして、長女を殺人の疑いで３０日に再逮捕しました。
警察の調べに対し黙秘しているということで、警察は山田さんの遺体が遺棄されたいきさつについても同様に調べることにしています。

　８月９日、関市の住宅で７０代の夫婦の遺体が見つかった事件で、同居する５１歳の長女が２０日、父親に対する殺人と死体遺棄の疑いで再逮捕されました。
　再逮捕されたのは、関市に住む51歳の無職の女です。
　警察によりますと女は８月９日、自宅で同居する当時73歳の父親を刃物で突き刺して殺害したうえ、遺体をシートなどで覆って寝室に遺棄した疑いが持たれています。
　女はすでに、父親と同様に当時７３歳の母親を殺害し、遺体を遺棄したとして逮捕・送検されています。
　警察によりますと女は黙秘しているといい、警察は刑事責任能力などを慎重に調べています。

　岐阜県関市武芸川町谷口の民家で八月、住人の建具店経営山田厚美さんと妻規子さん＝いずれも（７３）＝の遺体が見つかった事件で、岐阜地検は二十七日、同居していて殺人と死体遺棄容疑で逮捕された無職の長女（５１）の鑑定留置を始めた。来年一月十七日まで。