【殺人】愛知県一宮市 0~5歳の姉妹3人死亡 殺人容疑で逮捕された27歳母親、鑑定留置に

２月１０日午後９時すぎ、一宮市三ツ井の２階建ての住宅で高桑姫茉梨ちゃん５歳、菜乃華ちゃん３歳、咲桜ちゃん０歳の３人が２階の部屋で倒れているのを、帰宅した３４歳の父親が発見しました。
　３人はその後、消防によって死亡が確認されました。

　高桑容疑者は左手首と首に切り傷がある状態で家の中にいましたが、軽傷です。
　警察の調べに対し高桑容疑者は「殺してしまった」と行為を認めるものの、犯意を否認しています。

　愛知県一宮市三ツ井の民家で０～５歳の姉妹３人の遺体が見つかった事件で、県警は２１日、母親で主婦高桑姫華容疑者（２７）を長女と次女に対する殺人容疑で再逮捕した。

高桑容疑者は１０日午前７時半から午後９時５分頃までの間、自宅で長女の 姫茉梨ひまり ちゃん（５）と次女の 菜乃華なのか ちゃん（３）を何らかの方法で殺害した疑い。高桑容疑者は２人を死亡させたことは認める一方、「殺意はなかった」と話しているという。
　３人の死因はいずれも、ひも状の物で首を絞められたことによる窒息死。県警は１１日、高桑容疑者を生後９か月の三女の 咲桜さくら ちゃんへの殺人未遂容疑で逮捕していた。
　捜査関係者によると、高桑容疑者は当初、「育児に悩んでいた」などと供述していたといい、県警が経緯を調べている。

　先月、愛知県一宮市で幼い３姉妹が死亡した事件で、名古屋地検は殺人の疑いで逮捕された母親を鑑定留置にしました。
　この事件は先月１０日、一宮市の住宅で生後９か月から５歳の３姉妹の遺体が見つかったものです。
　遺体には首に紐のようなもので絞められた痕があり、警察は母親の高桑姫華容疑者（２７）を殺人の疑いで逮捕。捜査関係者によりますと、高桑容疑者は「育て方に悩んでいた」という趣旨の供述をしていたということです。
　名古屋地検は高桑容疑者の刑事責任能力を調べるため、6月３０日まで鑑定留置にしました。
　検察は鑑定の結果を踏まえ、起訴するかどうかを判断することになります。