【死体遺棄】兵庫県小野市 55歳妹死亡後に遺体を放置 同居の59歳兄逮捕「死体を見ていない」と容疑を否認

17日午後、近くに住む藤野容疑者の弟(56)が、容疑者宅を訪れた際に異臭がしたので家を調べたところ、2階の一室で妹の藤野ひとみさん(55)の遺体を発見、「兄の家で妹が死んでいる」と警察に通報しました。
ひとみさんの遺体は腐敗が進んでおり、警察は妹が死んでいると知りながら放置した死体遺棄容疑で、兄の藤野容疑者を逮捕しました。
調べに対して藤野容疑者は「遺体を見ていない」と容疑を否認しているということです。
この家は藤野容疑者の両親が世帯主となっていましたが数年前に他界したとみられており、藤野容疑者とひとみさんが2人で暮らしていたということです。
また、ひとみさんは、数年前頃から精神疾患で入退院を繰り返していて、通院記録から最後に病院を受診したのは、2023年5月だとみられています。
警察は今後、ひとみさんの遺体を司法解剖して死因の特定を急ぐと共に、事件の背景について詳しく調べる方針です。

藤野容疑者は、同居する妹・ひとみさん（55）が死亡しているにもかかわらず放置し、死亡届を出さなかったり埋葬しなかったりした疑いが持たれています。