【傷害,保護責任者遺棄】群馬県渋川市 85歳母親殴りケガさせる 57歳息子逮捕「母親が自宅で冷たくなっている」...母親死亡した状態で見つかる
(続報)母親にけが負わせ放置か 食事も与えず 容疑の57歳男を再逮捕

15日に高橋容疑者が自ら「母親が自宅で冷たくなっている」と通報し、駆け付けた消防がすでに死亡していたフサ子さんを部屋の中で見つけたということです。
　その後、警察はフサ子さんの顔に複数の青いあざがあることを不審に思い、高橋容疑者に確認したところ暴力を振るったことを認めたため、傷害の疑いで逮捕しました。
　警察は司法解剖を行い死因の特定を進めるということです。

　群馬県渋川市で2月、息子が同居する母親に暴行を加えたとされる事件で、県警捜査1課と渋川署は8日、保護責任者遺棄の疑いで、同市の無職男（57）を再逮捕した。
　再逮捕容疑は1月20日～2月上旬ごろ、母親（85）に負わせたけがを放置したり、食事を与えなかったりした疑い。
　県警によると、容疑を認めている。母親は死亡しており、司法解剖の結果、2月上旬ごろ低体温症で亡くなったと推定されている。暴行と死亡の因果関係を調べている。
　事件を巡っては、2月15日午前11時ごろ、男から「同居する母親が自宅で冷たくなっている」と119番通報があった。顔面に外傷があり、同署が事情を聴いたところ、暴行を認めたため傷害の疑いで逮捕していた。

　同居する母親に暴行を加え、けがを放置したり、食事を与えなかったりしたとして、傷害と保護責任者遺棄の疑いで送検された渋川市の無職の男（57）について、前橋地検は16日までに、前橋簡裁に鑑定留置を請求し、認められた。15日付。事件当時の精神状態や刑事責任能力の有無を調べる。