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【殺人事件】岡山県倉敷市父刺され死亡　逃亡の無職息子逮捕　サバイバルナイフで顔など10カ所以上刺す
【判決】父親刺殺で…無職の男に懲役9年　岡山・倉敷市

日付	〇2018/1/5

　2018年1月5日午前3時半ごろ、岡山県警水島署に「自宅で息子がナイフで父親を刺した」と家族が届け出た。署員が同県倉敷市連島町西之浦3917の1、無職岡正和さん(66)宅に駆け付けると、顔などから血を流し、寝室の布団であおむけに倒れた岡さんを見つけた。岡さんは搬送先の病院で死亡が確認された。
　県警は同4時35分ごろ、現場から約40キロ離れた同県瀬戸内市長船町で、逃走していた同居の三男で無職の岡展弘容疑者(29)を発見。殺人容疑で逮捕した。「間違いない」と話しており、親子間で何らかのトラブルがあったとみて調べる。
　逮捕容疑は同3時15分ごろ、2階寝室で岡さんの顔や首、胸などをナイフで刺して殺した疑い。
　岡さんは10カ所以上を刺されていた。展弘容疑者が逃走に使った軽乗用車からは、凶器とみられる刃渡り約17センチのサバイバルナイフが見つかった。
　岡さんの声に気付き、展弘容疑者の双子の弟(29)が駆け付けて母親(62)と署に届け出た。

【判決】2018/9/20　岡山地裁　　懲役9年
　父親をサバイバルナイフで殺害した罪に問われている男に、岡山地方裁判所は懲役9年の判決を言い渡した。判決を受けたのは、倉敷市連島町西之浦の無職岡展弘被告(30)。
　岡被告は、2018年1月5日の午前3時すぎ自宅で父親の正和さん(当時66)の顔や首などを刃渡り約17センチのサバイバルナイフで何度も刺し殺害したというものです。
　これまでの裁判で検察側は「犯行の前日に父親から、あす家を出て行けと言われ殺意を持った」などとして責任能力はあったと主張。一方、弁護側は「被告は精神的な病気があり犯行当時は心神耗弱の状態だった」として減刑を求めていた。岡被告は「私のしたことで、みなさんの貴重な時間を奪ってしまってすみませんでした」と述べた。
　9月20日の判決で岡山地裁の裁判長は「犯行は強い殺意に基づく執拗で残忍なもので、心神耗弱状態ではなかった」と指摘した。その上で「犯行を決意する過程には被告の障害の影響があり母と弟が支援を約束している」として懲役14年の求刑に対して懲役9年の判決を言い渡した。

発生場所	岡山県倉敷市連島町西之浦3917の1
参考	http://www.sankei.com/west/news/180105/wst1801050025-n1.html 【判決】http://www.ksb.co.jp/sp/newsweb/detail/11129

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