【判決】15年前に夫殺害、64歳女に懲役11年　神戸地裁判決

日付	○2017/6/19 ☆2015/12月(遺体発見) ※夫殺害は2003/5/31頃

兵庫県神河町で、妻（64）が夫（当時58）を殺害したとして逮捕された。逮捕容疑は、2003年5月31日頃、神戸市内の当時の自宅で、就寝中だったエステサロン経営の夫の首をロープで絞めて殺害。夫の遺体は、妻が別の詐欺事件で服役中だった2015年12月、神河町内の空き家から見つかった。 　妻はその後の取り調べで殺害を認め、2017年6月に殺人容疑で逮捕された。妻は「間違いない」と起訴内容を認めている。検察側は殺害の動機について「別の男性との不倫を続けるためだった」と指摘。殺害後はのこぎりで切断して冷凍庫やプランターに保管し、何度か転居するたびに遺体を移動していたが、煩わしくなって2013年6月頃に夫所有の土地に隠したとした。 【判決】判決理由で、「（犯行は）不倫相手との関係を継続することが動機の一つになっていることは明らか」と指摘。「犯行に至る経緯や動機も身勝手なものと言わざるをえない」と非難。殺人罪で懲役11年（求刑懲役12年）が言い渡された。

発生場所	兵庫県神河町
参考	https://www.sankei.com/west/news/180519/wst1805190042-n1.html https://www.sankei.com/west/news/180611/wst1806110040-n1.html