【殺人】福岡市早良区 74歳祖母を刺して殺害か 30歳孫逮捕「包丁で刺したりした」が殺意は否認

松田容疑者は6日午後8時ごろから7日午前9時40分ごろまでの間に、自宅に同居する祖母・松田志壽江さん(74)の胸などを包丁のようなもので何度も突き刺し、殺害した疑いが持たれています。
現場の住宅には、松田容疑者、母親(50代)、志壽江さんの3人で暮らしていて、6日夕方から外出していた母親が7日朝に帰宅した際、志壽江さんが寝室で倒れているのを発見し、警察に通報して事件が発覚。
警察が駆け付け、その場で志壽江さんの死亡が確認され、体には刺し傷や切り傷が複数あることが分かりました。
遺体発見当時、松田容疑者は自宅の2階にいましたが「異変には気付かなかった」などと話していることなどを不審に思った警察が捜査を進め、自宅内で凶器とみられる包丁を押収したほか、現場の状況などから松田容疑者による犯行の疑いが強まり、逮捕に至りました。
調べに対し、松田容疑者は「胸などを包丁で刺したりして殺したことは間違いありません」と供述しているものの、殺意については否認しています。
警察は、松田容疑者と志壽江さんの間にトラブルがなかったかなど、犯行の動機についても詳しく調べを進めています。