【死体遺棄】三重県津市 自宅近くの空き地に母親の遺体を遺棄 無職の54歳息子逮捕

駒田容疑者はことし８月頃から１０月２４日までに、自宅近くにある空き地に母親とみられる遺体を埋めた死体遺棄の疑いが持たれています。
　警察は、１０月５日に市の職員から「母親の姿を見かけなくなった」と通報を受け、捜査を開始。
　駒田容疑者が「母親の遺体を埋めた」と認めたことから空き地を捜索して発見しました。
　遺体は白骨化していて目立った外傷はなく、警察は司法解剖して死因を調べる予定です。

　実母の遺体を遺棄したとして、死体遺棄の罪に問われた三重県津市香良洲町、無職駒田幸則被告（54）の初公判が14日、津地裁（檀上信介裁判官）であった。駒田被告は起訴内容を認めた。
　起訴状や検察側の冒頭陳述によると、昨年8月12日、母のきぬゑさんが自宅内で死亡していることに気づいた。母の年金を受給したいと考え死亡を届け出ず、遺体を自宅向いの工場跡地の土の中に入れ、セメントを流し込むなどして埋めて遺体を遺棄したとされる。