【殺人未遂】長崎県大村市 路上で43歳兄をバールで殴る 37歳弟逮捕

山本光悦記者「現場は海に面した住宅街の一角です。こちらの路地を入った中で事件は起きました」。

松尾容疑者は10日午前2時54分、自宅近くの路上で、同居する43歳の兄の側頭部や腰、足をバールで複数回殴り、殺害しようとした疑いがもたれています。その1分前（午前2時53分）には「杭出津の松尾だが今から兄を殴る」と110番通報していました。警察が現場に駆け付けるとバールを持った松尾容疑者が立っていて近くに兄が倒れていました。
警察は通報から16分後（午前3時9分）に松尾容疑者を逮捕しました。酒の臭いがしたため検査するとアルコールが検出されました。
近隣住民は「（松尾容疑者は）酒を飲むと人が変わる」など話しました。兄は頭蓋骨が折れるなどのけがをしましたが、搬送時は意識があり、命に別状はありません。
松尾容疑者は「殺そうと思って殴ったのは間違いない」と容疑を認めています。
大村署は事件の直前、2人に何らかのトラブルがあったとみて動機や詳しい経緯を調べています。