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【放火,殺人】島根県出雲市 自宅に火をつけ55歳弟を殺害 63歳兄逮捕
【判決】自らの暴言で母が去り…孤独を募らせ自宅に放火、逃げ遅れた弟を死なせた男に有罪判決

日付〇2022/2/8
☆2021/9/2
 2021年9月2日、自宅に何らかの方法で火をつけ、弟の日野信幸さん(55歳)を殺害したとして、2022年2月8日、現住建造物等放火と殺人の容疑で農業の兄(63歳)=住所不定=が逮捕された。
去年9月、出雲市灘分町の住宅1棟が全焼する火事があり、焼け跡からこの家に住む日野信幸さん(55)の遺体が発見された。日野さんの死因は一酸化炭素中毒で、出雲警察署は放火も視野に捜査を進めていた。
容疑者の男と日野さんとは2人暮らしで、火災当時外に逃げていた。
警察の調べに対し容疑者の男は「間違いない」と容疑を認めているという。
出典:日本海テレビ

【判決】2023/2/8
 自宅に火を付けて全焼させたとして、現住建造物等放火罪に問われた住居不定、無職の男(64)の裁判員裁判の判決が8日、松江地裁であった。畑口泰成裁判長は、被告が精神障害による心神耗弱状態だったと判断し、懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲役5年)を言い渡した。
 判決によると、被告は2021年9月2日、島根県出雲市の自宅で、トイレットペーパーにマッチで火を付けるなどし、木造2階建ての家屋などを全焼させた。この火事で2人暮らしの弟が逃げ遅れて死亡した。
 畑口裁判長は、母親が家を出て将来を悲観したとする動機について、「被告の思い込みによる身勝手な犯行」と指摘。一方、心神耗弱状態だったことに触れ「量刑上も考慮すべきだ」などとし、「執行猶予が相当」と結んだ。
 法廷で語られた被告の性格は、真面目だった。事件前は同居する母親の通院を手伝い、重度の知的障害がある弟の生活も支えていたという。一方、自身も若い頃から精神障害を抱え通院を続け、自身を含めた3人の年金が頼りだった。
 被告は、事件の数か月前から精神状態が不安定になり、高齢の母に粗暴な言動を繰り返すようになる。母は暴言から逃れるため、被告に居場所を告げないまま介護施設に避難。母のケアマネジャーも居場所を明かさず、被告は孤独感を募らせていった。
 母の避難から約2週間後に、事件は起きた。被告は「母は一生自宅に戻らない」「生活が立ちゆかなくなる」と思い込み、将来を悲観。相談支援員の助言も受け付けられなくなり、弟と暮らす自宅に火を付けた。
出典:読売新聞
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