【殺人未遂】兵庫県神戸市 68歳母親を刃物で刺す 一時重体の38歳次男逮捕
【判決】母親の首を絞め背中を刃物で刺す…39歳の男に懲役7年6カ月の実刑判決 「一方的に恨みを募らせ」

神戸市北区の路上で２日夜、出血した状態で搬送され重体だった男女２人が、意識を回復したことが３日、兵庫県警神戸北署への取材で分かった。命に別条はなく、同署は容体の回復を待って詳しい経緯を聴く方針。

２人は近くの無職、川崎修平さん（３７）と同居の母親、久代さん（６８）。２人暮らしとみられる。修平さんには首に１カ所の切り傷、久代さんの背中には複数の刺し傷と切り傷があり、付近には血痕が付着した刃物が落ちていた。同署は親子間で何らかのトラブルがあった可能性があるとみて調べる。

同署は川崎容疑者が無理心中を図った可能性もあるとみて調べている。

母親は重傷。川崎容疑者は容疑を否認している。

母親の背中を刃物で突き刺した殺人未遂の罪に問われた男の裁判で、神戸地裁は、懲役7年6カ月の実刑判決を言い渡しました。
川崎修平被告（39）は、2021年、神戸市北区の自宅で母親（68）の首を絞めたうえ、背中を刃物で複数回刺すなどして殺害しようとした罪に問われています。
これまでの裁判で検察は、「被告自身も第三者に襲われたように装うなど悪質な犯行」などとして、懲役8年を求刑していました。
14日の判決で神戸地裁は、「落ち度のない被害者に一方的に恨みを募らせて犯行に及びその動機は身勝手」と指摘し、懲役7年6カ月の実刑判決を言い渡しました。