【無理心中,介護殺人】兵庫県神戸市 80歳夫を絞殺 救急搬送され入院していた74歳妻逮捕

「私が首を絞めて殺したことに間違いありません」と容疑を認めているという。
　事件後に自殺を図ったみられ、21日朝まで入院していた。無理心中の可能性があると県警はみている。
　神戸西署によると、逮捕容疑は1日午後3時ごろから3日午前8時50分ごろまでに、忠雄さんの首をコードのようなもので絞めて殺害したというもの。3日朝、親族らが1階寝室の布団で仰向けの状態で死亡している忠雄さんを見つけた。
　真弓容疑者は3日、自宅敷地内で意識がもうろうとした状態で見つかり、救急搬送された。
　自宅には真弓容疑者が書いたとみられる、忠雄さんの殺害をほのめかすようなメモがあったという。署によると、親戚や近所の人に、最近体調不良になった忠雄さんや、実母の介護に関する悩みを打ち明けていたという。
　近所の女性は事件発覚の前日、真弓容疑者がスーパーから自転車の荷台に荷物を載せて押している姿を見たという。取材に「日頃は旦那さんが運転する車で買い物に行っていたので、普段と様子が違うなと思っていました」と話した。