【放火,殺人？】静岡県沼津市 自宅アパートの一室を全焼させる、焼け跡からは78歳父親の遺体 50歳息子逮捕

男は19日午後7時頃、自宅のアパートの1階の部屋に火をつけ、全焼させた疑いがもたれています。
火は約1時間40分後に消し止められましたが、焼け跡から性別と年齢がわからない1人の遺体が見つかりました。
男は両親と3人で暮らしていて、現在、70代の父親と連絡が取れなくなっています。
＜近所の人＞
「最近ではないが、喧嘩をする声が聞こえたりはありました。親子喧嘩だったり」
近隣住民によりますと、2023年夏には男の部屋から男性2人の言い争う声が聞こえ、金銭に関する内容だったというこことです。
警察は、遺体は男の父親とみて身元の確認を急ぐとともに、殺人の疑いも視野に捜査を進めています。

１２月１９日、沼津市の市営住宅で全焼した部屋の焼け跡から１人が遺体で見つかり、この部屋に住む５０歳の会社員が放火の疑いで逮捕された事件で、死亡したのは同居していた７８歳の父親と確認されました。
警察によりますと、調べに対し会社員は、「自分が火を付けた」と供述しているということです。
１２月１９日の午後７時すぎ、沼津市大塚で３階建ての市営住宅の１階にある部屋が全焼し、焼け跡から１人が遺体で見つかった火事では、この部屋に住む会社員の丸山裕之容疑者（５０）が放火の疑いで逮捕されました。
この部屋では丸山容疑者が両親と３人で暮らしていて、火事のあと、父親の丸山雅美さん（７８）と連絡が取れなくなっていましたが、警察によりますと、死亡したのは雅美さんで、死因は焼死だと確認されたということです。
これまでの調べに対し、容疑者は「自分が火をつけた」と供述し容疑を認めていて、供述などから、部屋の中にあったクッションに火をつけたとみられるということです。
警察の調べによりますと、３年前に容疑者の暴言などをめぐって母親から警察に相談があり、事件当日も両親との間で口論になっていたとみられるということです。
警察は事件のいきさつをさらに詳しく調べています。