【殺人未遂】【判決】福島県鏡石町 70歳夫の背中を包丁で刺したとして逮捕された妻 不起訴処分に

容疑者は28日午後7時ごろ　自宅で70歳の夫の背中などを包丁で突き刺し殺害しようとした疑いが持たれています。
刺された夫が110番通報し、現場に駆け付けた警察官が容疑者を現行犯逮捕しました。
夫はけがをしているものの、意識はあるということです。

２０２２年７月、鏡石町で、同居する夫を包丁で刺したとして、殺人未遂の容疑で逮捕された女性が、不起訴処分になりました。
この事件は２０２２年７月、鏡石町で、同居する７０歳の夫を包丁で複数回刺して、殺害しようとしたとして、女性が、殺人未遂の疑いで逮捕されたものです。
地検郡山支部は女性について、捜査の結果、殺意を認めるのは難しいとして、容疑を傷害に切り替えた上で、１６日付で不起訴処分にしたと明らかにしました。
検察は、女性の刑事責任能力を調べるため「鑑定留置」を請求し、約３ヶ月間、専門家による精神鑑定を行っていました。
不起訴の理由について検察は「鑑定留置の結果などを踏まえた上での判断」としていて、詳細については、捜査の内容や本人のプライバシーに関わるとして、明らかにしていません。