【殺人】【判決】福岡市博多区 60歳妻を殺害した疑いの夫、逮捕されるも不起訴処分...医療機関に入院の申し立て

女性は同居の妻とみられ、搬送先の病院で死亡。署は身元の確認を進めるとともに、容疑を殺人に切り替え、経緯を調べる。
逮捕容疑は２２日午前１１時２０分ごろ、自宅で女性を複数回包丁で突き刺したとしている。署によると「殺すつもりはなかった」と容疑を否認している。

去年１１月、住宅で当時６０歳の女性が殺害された事件で、逮捕された夫について、福岡地方検察庁は不起訴処分とした上で、医療機関に入院させる申し立てを裁判所に行いました。

警察は夫を殺人未遂の疑いで逮捕し、その後、殺人に容疑を切り替えて捜査を進めていました。
福岡地方検察庁は、この夫についておよそ３か月間、鑑定留置を行い、専門家による精神鑑定の結果を受けて１７日、不起訴としました。
その上で医療観察法に基づいて適切な医療を受けさせるため、医療機関に入院させる申し立てを裁判所に行いました。